1: 名無しさん
チカン、泣き寝入りしません 女子高生のバッジ広がる
高校生が昨夏からつけているバッジ。このデザインも製品化が検討されている
通学電車でチカンに遭い続けた女子高校生が、チカンを防ぎたい一心で、母と一緒にバッジを作り、身につけ始めた。
「私は泣き寝入りしません」。その行動が共感を呼び、デザインを公募したバッジが今月、製品化される。「チカンは男の敵でもある」と男性も立ち上がった。
バッジを作ったのは東京都の高校2年の女子生徒(17)。入学以来、往復30分の電車でほぼ毎日チカンに遭い、苦しんでいた。
最初に考えたのはカードだ。「私は泣き寝入りしません!」と書き、チカンが警察につかまる絵を添えた。
昨春からかばんにつけ、後ろから見えるようにするとチカンに遭わなくなった。
母親(49)の友達で、大阪市のライター松永弥生さん(50)が、バッジにしたらと提案。女子生徒は母と相談し、ネットでメーカーを探して昨夏、最初のバッジができた。
「チカンの被害を訴えられない人、バッジを必要とする人はたくさんいる」と松永さん。
「Stopチカンバッジプロジェクト」と名付け、11月からクラウドファンディングで資金を募ると同時に、ネットで仕事を受発注するクラウドソーシングでデザインを公募した。
製作資金は3カ月で212万円集まった。デザインは443点寄せられ、支援者の投票などで5点を製品化することになった。
デザインを寄せた人の4割は男性。
特別賞として採用されたデザイナー小坂浩人さん(50)は「男として加害者への怒りがあった。被害に周囲が気づけるよう、チカンに対する意識が変わってほしい」と話す。
電車での通学や通勤を4月から始める人に間に合うよう、3月中に公式サイトでネット販売を始める(税別380円の予定)。
■「泣き寝入りしません」
この高校生によると、チカンはいつも違う人だった。満員の車内でどうにもできなかった。下校時は女性専用車両がなく、特に被害に遭うことが多かった。
ドアに押し付けて逃げ道を塞がれ、降りるはずの駅を降りられなかったこともある。パニック状態で、降りた駅も覚えていない。
気持ち悪かった。自分の価値を下げられたようで悔しかった。「自分がクズだからしょうがない」。
そんな気がしてきて母にぶつけると、「悪いのは犯人」と必死で否定してくれた。
最初はチカンに遭っても怖くて何も言えなかった。チカンかどうかわからず、冤罪(えんざい)を生んでしまうかもしれないと思うとためらわれた。
声を上げられるようになったのは1年ほど経ってからだ。
「やめてください」と勇気を振り絞って言っても、無視されたり、「やってないよ」と逃げられたりした。
「この人チカンです。助けて下さい」と叫んでも誰も助けてくれず、自力で「犯人」を駅員に引き渡したこともある。
こんな思いを二度としたくないと、母とカードを考えた。「泣き寝入りしません」は自然に出た言葉。私は「やめて」と言える。そう示したかった。
つけていると「ださいよ」と言われたり、「チカンする方も相手を選ぶよな」と話すのが聞こえたり。でもチカンに遭わなければ、構わなかった。
昨年8月、母がネットで発信したのを機にバッジに変えた。反響の大きさに戸惑いもある。だが、同じ目に遭い、我慢している人がいっぱいいるとわかった。
社会には、チカンを軽く考える風潮があると感じている。
「被害に遭わないように。遭わない人が被害に遭っている人を守ってあげられるように。そういう社会になるといい」と話す。
全文はソース 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASJ2D52T7J2DPTFC00N.html
高校生が昨夏からつけているバッジ。このデザインも製品化が検討されている
通学電車でチカンに遭い続けた女子高校生が、チカンを防ぎたい一心で、母と一緒にバッジを作り、身につけ始めた。
「私は泣き寝入りしません」。その行動が共感を呼び、デザインを公募したバッジが今月、製品化される。「チカンは男の敵でもある」と男性も立ち上がった。
バッジを作ったのは東京都の高校2年の女子生徒(17)。入学以来、往復30分の電車でほぼ毎日チカンに遭い、苦しんでいた。
最初に考えたのはカードだ。「私は泣き寝入りしません!」と書き、チカンが警察につかまる絵を添えた。
昨春からかばんにつけ、後ろから見えるようにするとチカンに遭わなくなった。
母親(49)の友達で、大阪市のライター松永弥生さん(50)が、バッジにしたらと提案。女子生徒は母と相談し、ネットでメーカーを探して昨夏、最初のバッジができた。
「チカンの被害を訴えられない人、バッジを必要とする人はたくさんいる」と松永さん。
「Stopチカンバッジプロジェクト」と名付け、11月からクラウドファンディングで資金を募ると同時に、ネットで仕事を受発注するクラウドソーシングでデザインを公募した。
製作資金は3カ月で212万円集まった。デザインは443点寄せられ、支援者の投票などで5点を製品化することになった。
デザインを寄せた人の4割は男性。
特別賞として採用されたデザイナー小坂浩人さん(50)は「男として加害者への怒りがあった。被害に周囲が気づけるよう、チカンに対する意識が変わってほしい」と話す。
電車での通学や通勤を4月から始める人に間に合うよう、3月中に公式サイトでネット販売を始める(税別380円の予定)。
■「泣き寝入りしません」
この高校生によると、チカンはいつも違う人だった。満員の車内でどうにもできなかった。下校時は女性専用車両がなく、特に被害に遭うことが多かった。
ドアに押し付けて逃げ道を塞がれ、降りるはずの駅を降りられなかったこともある。パニック状態で、降りた駅も覚えていない。
気持ち悪かった。自分の価値を下げられたようで悔しかった。「自分がクズだからしょうがない」。
そんな気がしてきて母にぶつけると、「悪いのは犯人」と必死で否定してくれた。
最初はチカンに遭っても怖くて何も言えなかった。チカンかどうかわからず、冤罪(えんざい)を生んでしまうかもしれないと思うとためらわれた。
声を上げられるようになったのは1年ほど経ってからだ。
「やめてください」と勇気を振り絞って言っても、無視されたり、「やってないよ」と逃げられたりした。
「この人チカンです。助けて下さい」と叫んでも誰も助けてくれず、自力で「犯人」を駅員に引き渡したこともある。
こんな思いを二度としたくないと、母とカードを考えた。「泣き寝入りしません」は自然に出た言葉。私は「やめて」と言える。そう示したかった。
つけていると「ださいよ」と言われたり、「チカンする方も相手を選ぶよな」と話すのが聞こえたり。でもチカンに遭わなければ、構わなかった。
昨年8月、母がネットで発信したのを機にバッジに変えた。反響の大きさに戸惑いもある。だが、同じ目に遭い、我慢している人がいっぱいいるとわかった。
社会には、チカンを軽く考える風潮があると感じている。
「被害に遭わないように。遭わない人が被害に遭っている人を守ってあげられるように。そういう社会になるといい」と話す。
全文はソース 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASJ2D52T7J2DPTFC00N.html
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投稿【画像】 往復30分の電車で毎日チカンされたJK、降りた時は放心状態…(※画像あり)は2chまとめのまとめ - クリップちゃんねるの最初に登場しました。